ワイン

ワインの種類は主に、赤・白・スパークリングワイン・ロゼがあります。

赤ワイン
赤ワインは主に黒ブドウや赤ブドウを原料として作られています。
赤ワインは、ぶどうの皮も含めて丸ごと25℃〜30℃程度の温度で発酵させます。
そのため、赤ワインはタンニンが強めで白ワインと比べると渋みが感じられます。
また、赤ワインを美味しく飲む温度の目安は10度〜18度です。
白ワイン
白ワインは白ブドウなど色の薄い果皮のブドウを使って作られており、赤ワインと違って果汁のみを発酵させます。
発酵温度は15〜20℃と、赤ワインにくらべて少し低めの温度で発酵させます。
そのため、白ワインにはフルーティでフレッシュな味わいのものが多くなっています。
美味しく飲める温度は6度〜13度と、赤に比べると少し低めです。
スパークリンワイン/シャンパン
スパークリングワインとは発泡性ワインのことを言います。
多くの日本人がスパークリングワインとシャンパンは同じものだと勘違いしていますが、シャンパンはスパークリングワインのうちの一つです。
シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方でつくられて、シャンパンを名乗る条件をきちんと満たしたものだけがシャンパンと呼ばれます。
常温で飲むことの多い赤や白のワインと違って、シャンパンは冷やして飲んだ方が美味しいワインです。
ロゼ
ロゼは、名前の通りバラのようなきれいなピンク色が特徴です。
黒ぶどうを使って、赤ワインと途中まで製造手順は同じですが果汁だけを発酵させて製造する方法と、赤と白の双方のブドウによる混醸による製造方法があります。
美味しく飲める温度は6度〜18度と、常温でも冷やしても美味しく飲めますので、その場のシチュエーションに合わせて楽しむことができます。

<産地について>

ワインの産地は「旧世界」と「新世界」と分けられます。

「旧世界」はフランス・イタリア・ドイツ・スペインなど、昔からワインが作られていた主にヨーロッパの産地を指します。

「新世界」は、アメリカ・チリ・オーストラリア・ニュージーランドなど、16世紀以降にワインの製造が伝わった地域のことを言います。
もちろん日本のワインも新世界ワインです。

それぞれ産地の特徴はありますが、大切なのはワインにはそれぞれの国の嗜好が反映されているということを知っておくことだと思います。

<飲み時>

ワインは「古い方が高価で美味しい」と思っている人が多いようですが、そういう訳ではありません。

ワインボトルにはぶどうが収穫された年が表記されているので、それを見ればいつのワインかを知ることができます。

ワインにはそれぞれピークがあり、そのピークの時期に飲むのが一番美味しいのです。
ピークの見分け方は、色々な要素が重なり複雑になりますのでソムリエや専門の相談することをお勧めします。

<選び方>

最後に、簡単なワインの選び方のコツを紹介します。

料理の色に合わせて選ぶ
赤身肉なら赤、白身魚なら白というように、料理の色に合わせてワインを選ぶことで合うワインを選びやすくなります。
気温で選ぶ
夏の暑い日にすっきり喉を潤したい時は、冷やして飲むと美味しいスパークリングワインや白などがお勧めです。
値段で選ぶ
ワインは決して高級なお酒という訳ではないので、色々と試してみて気軽に飲める、おいしいお手頃価格のワインを見つけておくといいと思います。

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