日本でビールは日本酒や焼酎に比べると歴史は浅いものの、日本人にとって馴染みの深いお酒です。
現在は日本国内いたるところにビール工場が点在し、日本の土地に根付いたお酒の一つとなっています。

ビール工場の見学は人気があるので、ビールの製造を見学したことがある人は多いのではないでしょうか？

ビールは主に、麦芽・ホップ・水のほかに、副原料としてお米やとうもろこし、デンプン、砂糖（コーンスターチ）を使って作られます。

昨今、日本のビールは世界にも進出し、日本の国産ビールは世界中にファンを増やしています。

日本ビールは、飲みやすく喉越しがいいことが大きな魅力のようです。

ここではビールに関する言葉で、よく聞くけど実はよくわからないという言葉を集めて紹介します。

ラガー

ラガービールは「ラガー酵母（下面発酵酵母）」という酵母を使用して作られます。
現在、皆さんが飲んでいるビールのほとんどがラガーで、比較的すっきりとして飲みやすい味わいです。

エール

「エール酵母（上面発酵酵母）」という酵母を使用して作られます。
香りが豊かで味わい深く、ワインのように香りと味わいを楽しめます。

生ビール

ビール製造の過程で「熱処理」をしていないビールです。
現在、皆さんが飲んでいるビールはこの生ビール が主流で、熱処理がされているビールと比べると味は軽めです。

辛口

糖分が発酵により少なくなるため、甘さが抑えられて辛く感じる。

コク

味が深いと感じた時に使う表現。例えば、ホップの味や麦の味が強くバランスよく感じられる時など。

キレ

ビールの後味の表現。ビールを飲み下した後、味がすっと消えていき、それが早ければ早いほど「キレのいいビール」となる。

スーパードライ

1980年代に「アサヒスーパードライ」誕生をきっかけに発生したビールのスタイルで、従来のビールよりもアルコール度数が高めでキレのある辛口に仕上げたビール。

プレミアム

サントリーのプレミアムモルツを筆頭に1990年代に「プレミアム」ブームが発生。
特に厳選されたこだわりの素材が使われており、値段も他の種類よりは高めでギフトにも人気のビールです。