シャルツホーフベルガーは数あるモーゼルの銘醸畑の中でも最も有名で、最も国際的に評価される単一畑です。そこから造られるワインにはエレガンスと広大に広がるアロマがあります。標高は200〜290m、南から南東向きで、斜度は30〜60%です。風化した灰色粘板岩、一部に赤色粘板岩も含まれます。他よりも湿度が高く、9〜10月にかけて葡萄が熟す時期に霧が発生するため、貴腐菌(ボトリティス)の付いた葡萄が出来やすくなります。葡萄は手摘みで収穫し、その際注意深く選別します。1.000Lのフーダーで発酵させます。数ヶ月澱と共に寝かせます。このカビネットは、香りから味わいまで全ての点で素晴らしいワインです。香りにはライム、はちみつ、白い花の要素。凝縮感がありながら、口の中で変化が楽しめる構成を持っています。
シャルツホーフベルガー リースリング カビネット
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